<古典部シリーズ>のレジュメその1

 アニメ「氷菓」をもっと楽しむため、原作小説「氷菓」(米澤穂信)をはじめとする古典部シリーズの各作品について、わかるようなわからないようなレジュメを書いてみます。

 

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 ネタバレなどは含めずにぼかします。さっくりと箇条書きします。

 

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 アニメでこの作品を知った人は、ぜひこれをきっかけに原作も読んでみてほしいと思っています。アニメの放送が終わった後でも。文章で読むと謎解きの部分の理解がすっきり腑に落ちることもあるのではないかと思います。

 あと、謎解きと並んで、このシリーズでは『青春』であることが大きなポイントになっています。ほろ苦! 凝った演出は謎解きを盛り上げるためだけじゃないのだ!ということに気づいてほしいと思っていたりします。

 そんなわけで、アニメをもっと面白く見るため、アニメを2周3周と見返してみて謎解きだけじゃない「青春」を感じるため、の一助となれば幸いです。

 

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1.「氷菓」(春~夏)

  • 主人公・奉太郎が「姉(供恵)の手紙による薦め」で古典部に入部する。
  • 奉太郎のモットー「省エネ」と、学園生活の「薔薇色」「灰色」
  • (桁上がりの四名家、酢昆布=コテンブ、斗争=トソウ)

 

2.「愚者のエンドロール」(夏休み)

  • 前作で奉太郎は『氷菓』事件を解決に導く「役割」を果たした。
  • 古典部はオブザーバー役を依頼される。
  • 入須冬実は、奉太郎の才能を評価している。
  • 奉太郎は自らの「役割」を果たそうとする。
  • タロットの「女帝」、「正義」「魔術師」「愚者」そして「力」

 

つづく!

(例のごとく前置きだけが長い。。)